自分が今太陽光発電の仕事をやっていて

こんな事いうのは無責任だと思われるかも知れないけれど

自分をニュートラルな位置に置いて考えてみると

昨今世間の再エネ業界をにぎわせている

電力会社の再エネの受け入れ制限の問題の

電力会社の受入れ制限理由の

本当の理由は容量不足や線が細いからこれ以上無理

というのは建前であって

違うところにあるという情報がある筋から入っている。



それを聞いて思った・・

問題の本質は

人類がエネルギーを使いすぎていることだ・・

と・・

いやこれからの人類の未来を考えると

今の世界はエネルギーだけでなく、

食料や水も(必要以上に)使いすぎていることが

近い将来大きな問題になると思うのだ。

かつて僕が小学生か中学生の頃には

「石油はあと30年で無くなる」

とさんざん聞かされた記憶がある

しかし歴史をよくみれば、

いつの時代にも

エネルギー危機は叫ばれていましたようだ

11929年の世界恐慌翌年の1930年には、

「石油はあと18年で無くなる」

と宣伝されたらしいし

1940年には、

「石油はあと23年で無くなる」

という危機が煽られていたらしい

その結果として


米国、イギリス、中国、オランダによる

ABCD包囲網で石油の禁輸制裁を受けた

日本は、南方の石油資源確保のために

太平洋戦争に突入し
たとも言われている。

1950年には「あと20年」、

1970年、1980年には「あと30年」

と言われ、

1990年には「あと45年」

になった。

こうして振り返ると

なんともいい加減な予測だったと思うのだが

そして¥・・

一番最近の石油可採年数推定値は50年

だそうだ

これも信じてよいのかどうか定かではない

と僕は思っている



でもいずれにしても

石油はいずれ無くなることは自明の理であることは

論理的に考えれば分かることだ

地球の40億年とも言われる長い歴史のなかで

蓄えられた化石燃料である石油資源を、

私たち人類は20世紀以降湯水のように

使っているのだから・・


だから政府は原子力エネルギー必要という

論理になっていると思う

そこで今回の原発事故により

原発は危険であり、

その危険コストを考えると

再エネだ


ということになり始めた



考え方によると

>原発は怖いけど、

このエネルギーを湯水のように浪費(消費)しまくらなければ維持できない

現代の先進国の(享楽的な)生活レベルは下げたくない

コストも負担したくない!


つまりそういうことではないだろうか

これは誠に身勝手な話だ

と僕には思えるのだ。

日本は高度経済成長期以降、

1日当たり4~5万キロカロリーのエネルギーが

使えるようになったらしい

その結果、平均寿命は70歳、80歳と伸びてきた

現在では、

1人1日当たり平均12万キロカロリーの

エネルギーを使っているという

問題だと思うのは、

この日本のエネルギー消費を半分に減らしても、

まだ世界平均を上回っていることだと思う。

世界65億の人口のうち、先進国に住んでいる人は4分の1の約16~17億人だ

残りの50億の人たちは、

未だにエネルギーをほとんど使えない生活をいられるという。

そのなかでも特に11億の人たちは、

「絶対的貧困」と国連が定義する状況に置かれているという。

1日に1ドル、つまり約110円以下しか使えない人が11億人いて、

そのうち5億人は飢餓に直面している

劣悪な衛生・健康状態のなか、

2~3秒毎に子どもが死亡しているという。

このように

未だに多くの人たちが飢えに苦しんでいるにも関わらず、

私たちはそれを顧みることなく、

さらに大量のエネルギーを使って、しかも安く、

贅沢を享受する社会をつくろうとしている・・

だから原発・・でも原発は危険・・

再生可能エネルギーをより安く・・

でも技出来上がってしまったこの贅沢な社会基盤(製造などの産業基盤も含めて)

をまかなうには技術的にも困難になてきた・・


先般の九州電力の再エネ受け入れ制限から読み取れる、

今、起きようとしている問題は

そういう構図ではないだろうか

と僕は感じている。

僕はときどき(運転手ひとりしか乗せていない)走る乗用車を見て思う

人間一人移動するために人間の体重の10倍以上の重量の鉄の塊を

動かす(それが化石燃料のガソリンなのか電気なのかの違いはあっても)

そんな多くのエネルギーを使う必要はあるのだろうか・・と


エネルギーだけでなく、水と食料も同じだと思う

人間が一生生きていく上で必要なネルギーと水と食料は

本来、

今日本で使われている量よりも

もっともっともっと

少しで良いはず・・

水はエネルギーよりもっと深刻だ


水の豊富な日本人にはピンとこないひとが多いと思うけど


実際、、

現在、世界の約7億人が、水不足の状況で生活しているという。

不衛生な水しか得られないために

毎日4900人(年間約180万人)の子どもたちが亡くなっているという報告もある
(国連水資源報告書,人間開発報告書)

水不足の地域では、干ばつや地下水の減少、湖沼が小さくなるなど、
食糧を作るための農業用水や飲み水さえ十分に得られなくなっている

例えば・・

【黄河】

中国第2の大河の取水が増えたために、1年の半分以上は河口まで水が流れなくなり、
流域の人々が飲料水にも困り、工場の操業停止、公衆浴場、公衆便所も使えなくなった。


【アラル海】
世界第4の湖(びわ湖の100倍)が近代農業(綿の栽培、灌漑農業)のために水量が激減。
面積は半分、水量は1/3、塩分濃度が上がり、漁獲量がゼロになってしまった。
干上がった湖底の塩分が風で周囲に飛散し、塩害で農業は壊滅的打撃を受けている。

小麦などの穀物の栽培には大量の水が必要です。
1キログラムの穀物の生産にはその1000倍以上、つまり1トン以上の水が必要なのだそうです。
水不足になることは食糧の不足へ直結するのです。

特に人口増加に伴って、食糧を増産する必要が出てきたため、
これまで農地にしていなかった乾燥地帯で灌漑農業が行われるようになってきた

このことにより、さらに大量の水が必要となった。
黄河やアラル海が干上がった原因は、大規模な灌漑農業を行うために
、上流域で大量の水を河川から汲み出したため引き起こされたらしい。

アメリカでも地下水が確実に枯れて始めて農業用水が十分に得られなくなり
、農地が減り始めている。

このアメリカの農業用地下水はオガララ帯水層という地下水脈を活用してたのだが

これが今、確実に減り始め、既に耕作放棄地が出始めているらしい。

しかもこのオガララ帯水層という地下水脈という地下水脈は
この前の氷河期(およそ7万年前に始まって1万年前に終了した一番新しい氷期)
にできた地下水脈らしく、
同じような地下水脈ができるためには
次の氷河期が来て溶けるのを待つしかない

という途方もない先のことだという

要するにエネルギー問題も食料や水不足問題も

全ては人類(特に日本のような先進国が)

贅沢を享受する社会を維持するがためにエネルギーや食糧を

使いすぎていることが根本的問題なのではないのか

と思うのだ

少なくとも、僕が幼少の頃は自家用車はほとんど誰ももってなかった

電話さえも(それも黒電話)僕の自宅に付いたのは僕が10歳頃(1970年)
だし、

携帯電話もなかった。パソコンもインターネットもなかった

それでも皆困らず生きていた。。

何か考え直すべきではないかと思う反面

人間の果てしなき欲を前にしては、何をしてもムダで何も変わらない

そしていずれ滅ぶ道をたどるしかないのかな・・・・

などと

太陽光発電の仕事をやっていながら矛盾を感じている自分がいる